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4位大分が自動昇格に望みつなぐ連勝、山形と栃木は7位以下確定

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[11.4 J2第41節 大分3-0山形 大銀ド]

 4位大分トリニータが8位モンテディオ山形に3-0で快勝し、2連勝で昇格プレーオフ圏内となる6位以内を確定させた。一方の山形は2連敗で最終節を残して7位以下が決定。1年でのJ1復帰の可能性が消滅した。また、9位栃木も岡山に1-2で敗れ、7位以下が確定している。

 6位以内確定とともに自動昇格へ望みをつなぐ1勝だ。ホーム最終戦で立ち上がりから攻勢を仕掛ける大分は前半18分、MFチェ・ジョンハンの左クロスにFW森島康仁が頭で合わせるが、ゴール左へ。同23分にもMF永芳卓磨の左クロスから森島がヘディングシュート。同41分にはチェ・ジョンハンが左サイドから中に切れ込み、右足ミドルを放つが、いずれも枠を捉え切れなかった。

 攻め込みながらスコアレスで折り返した後半、セットプレーで均衡を破った。立ち上がりの4分、右CKからMF三平和司がヘディングシュート。GKが弾いたボールをFW木島悠が押し込んだ。後半15分には右サイドを突破した木島の折り返しを三平が落とし、森島が切り返しから左足でシュート。DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 2-0とリードを広げた大分はその後も山形を圧倒する。攻撃の手を緩めることなく、追加点を狙い、後半27分には山形MF秋葉勝のバックパスを奪ったチェ・ジョンハンがダメ押しの3点目。3-0の完封勝利で勝ち点3を積み上げ、このあとに試合を控える2位京都、3位湘南にプレッシャーを与えた。

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