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京都またも勝ち切れずドロー、東京Vはシュート1本で勝ち点1獲得

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[3.10 J2第2節 京都0-0東京V 西京極]

 京都サンガF.C.はホームで東京ヴェルディと0-0で引き分け、開幕から2試合連続ドローとなった。試合内容では東京Vを押し込みながら最後の決定力を欠いた。東京Vはシュート1本に終わったものの、スコアレスドローで勝ち点1を獲得。開幕からの連敗は免れた。

 開幕戦でG大阪と点を取り合い、3-3で引き分けた京都はこの日も立ち上がりから立て続けにチャンスをつくった。前半6分、MF山瀬功治の左FKにMF横谷繁が頭で合わせるが、クロスバーを直撃。今季、G大阪から期限付き移籍で加入し、移籍後初先発となった新戦力がいきなり決定機を迎えた。

 前半8分にもスルーパスにFW中村祐哉が抜け出すが、シュートはゴール左へ。同23分、FW宮吉拓実からパスを受けた中村が切り返して左足でシュート。決定的なシーンだったが、これも枠を捉え切れなかった。

 Honda FCから今季加入した中村はG大阪との開幕戦でも途中出場でアシストを記録。プロ初先発で果敢にゴールを狙ったが、後半7分に負傷交代するアクシデントに見舞われた。代わってピッチに入ったのはFW久保裕也。後半23分には自陣からのDF安藤淳のロングフィードに抜け出し、左足ワンタッチで合わせたが、惜しくも枠を捉え切れなかった。

 劣勢の東京Vは前半14分のMF安田晃大のファーストシュートを最後にフィニッシュまで持ち込めない。クラブから2試合のベンチ入り禁止処分を受ける三浦泰年監督が福岡との開幕戦(0-1)に続いてベンチ入りせず、間瀬秀一コーチが指揮を執ったが、福岡戦に続いてゴールが遠かった。

 京都は後半32分、MF工藤浩平のラストパスから宮吉が左足で狙うが、GKがセーブ。最後まで攻め抜き、シュート数では15本対1本と圧倒したが、1点を取り切ることができなかった。試合は0-0のまま終了。京都、東京Vともに今季初勝利はお預けとなった。

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