beacon

水永が3戦連発のロスタイム弾!!長崎がJ2初の連勝で4戦負けなし

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.7 J2第7節 徳島1-2長崎 鳴門大塚]

 V・ファーレン長崎は敵地で徳島ヴォルティスに2-1で競り勝ち、J2参入後初の連勝を飾った。後半ロスタイムにFW水永翔馬が3戦連発となる劇的な決勝点。徳島の連勝を3で止め、これで4戦負けなし(3勝1分)となった。

 強風の中、行われた一戦。長崎は試合前のコイントスで前半、風上を選んだ。追い風を生かして果敢に遠めからもゴールを狙うと、前半26分にはMF山田晃平が左サイドから中に切れ込み、狙い澄ましたミドルシュート。これは惜しくもゴール右に外れたが、同41分、山田の折り返しを水永が右足で落とし、後方から走り込んだMF金久保彩が強烈ミドルで先制のゴールネットを揺らした。

 1点リードを許した徳島だが、風上に立った後半、長崎ゴールに襲いかかる。後半17分、FW大崎淳矢がPA外でルーズボールを拾い、そのままドリブルシュート。同22分にはMF柴崎晃誠の左CKにFW高崎寛之がニアでつぶれると、ボールは金久保に当たってゴールマウスへ。徳島がオウンゴールで同点に追いついた。

 その後も逆転を目指して勢い付く徳島に押し込まれた長崎だが、GK金山隼樹を中心に守り抜く。すると、このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、DF下田光平の右クロスに水永が打点の高いヘディングで合わせ、劇的な決勝点を奪った。

「守備陣が頑張ってくれていた。自分はシュートを結構外していたので、最後に決められてよかった」。そう安堵の表情を浮かべた水永は3戦連発の今季4点目に「周りがいいボールをくれるので当てるだけといった感じ」と謙遜しながらも、J2で初となる連勝に白い歯をこぼしていた。

TOP