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J1昇格プレーオフ圏内の福岡、快勝で6位キープ

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[7.20 J2第25節 岐阜0-2福岡 長良川]

 J1昇格プレーオフ圏内の6位につけるアビスパ福岡が、アウェーでFC岐阜に2-0で快勝。5位・京都との勝ち点差を3へ詰めている。

「6位以内に入るためには、自分たちがずっと勝ち点3を獲り続けられることができれば、そこから落ちることはないですし、上にしか行くことがないと思うので、とにかく目先の勝ち点3を獲れるように頑張りたいです」。岐阜に快勝した試合後のインタビューで、先制点を決めた福岡の元日本代表FW坂田大輔は力強く言い切った。

 J1からJ2へ降格した昨年は9勝14分19敗と大きく負け越してまさかの18位。今季も第3節から5試合連続未勝利で一時15位にまで後退した福岡だが、徐々に巻き返してきて前節終了後に6位へ浮上した。 

 そして迎えた今節、前半13分に今季チームトップタイの5得点を挙げている坂田がスコアを動かす。DFパク・ゴンの右アーリークロスに絶妙なタイミングで飛び出した坂田はヘディングシュートをゴール右隅へ突き刺して先制点。チームを勢いづける一撃を「どうしても前半の早い時間に得点が欲しい中で、良いボールが上がってきて上手く合わせることができて、決めることができて良かった」と振り返った。

 福岡は1-0の後半18分にもMF金久保順が鮮やかな右足ミドルをゴールヘ沈めて2-0。最下位脱出を目指す岐阜もMF染矢一樹の3本のシュートやFWヴィンセント・ケインの決定的なヘディングシュートなどで反撃したものの、追撃することができなかった。

 福岡は次節、アウェーで5位の京都戦。坂田は「凄い大事な試合になる。勝ち点3だけを目指して戦いたい」。直接対決を制してJ1への可能性を少しでも広げる。

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