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仙台がホームで3か月ぶり勝利、川崎Fは運も味方せず連敗

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[8.3 J1第19節 仙台2-1川崎F ユアスタ]

 ベガルタ仙台川崎フロンターレに2-1で競り勝ち、今季2度目の2連勝を飾った。ホームでの勝利は5月11日の大宮戦(2-1)以来、約3か月ぶり。川崎Fは今季初の連敗となった。

 仙台は前半14分、DF菅井直樹が右サイドに展開し、縦に仕掛けたMF松下年宏のクロスにFWウイルソンが頭で合わせた。ウイルソンの2戦連発となるゴールで先制。同31分にはウイルソンの絶妙なスルーパスに抜け出したMF梁勇基がループシュートを狙ったが、枠を捉え切れなかった。

 新外国人のFWアラン・ピニェイロを先発起用した川崎Fは1点ビハインドで折り返した後半、猛攻に出る。後半2分、MF中村憲剛とのワンツーからFWレナトがPA内に抜け出し、ゴール前にクロス。アラン・ピニェイロが決定機を迎えたが、シュートは至近距離でGK林卓人のビッグセーブに阻まれた。

 運にも見放された。後半12分、FW大久保嘉人のシュートがポストを直撃すると、その後もレナトのシュートがクロスバー、中村の直接FKもポストに阻まれた。あと一歩のところでゴールが遠い川崎F。それでも後半27分、MF山本真希の縦パスを中村がワンタッチで流し、レナトが左足でゴールにねじ込んだ。

 仙台はウイルソンが左足首を痛めて前半39分に交代。後半は防戦一方となり、同点に追いつかれたが、ワンチャンスを生かして勝ち越した。後半33分、DF角田誠のサイドチェンジから菅井が右サイドを抜け出し、マイナスに戻したボールを松下が右足で振り抜いた。「思い切り打っただけ」という豪快な一撃がゴールネットを揺らし、2-1。結局、後半のシュートはこの1本だけだったが、土壇場で決定力を発揮し、勝ち点3をもぎ取った。

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