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浦和が5大会ぶり3度目のアジア制覇! 田口誠代表「ファン・サポーターのみなさまと共に闘い、勝ち取った宝物」

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圧巻のコレオグラフィー

 浦和レッズは6日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアルヒラル(サウジアラビア)を1-0破り、アジア王者に輝いた。浦和の代表取締役社長を務める田口誠氏は7日、クラブ公式サイト上でファン・サポーターへ向けてコメントを発表している。

 埼玉スタジアム2002で行われたファイナル。当初、アジアナンバー1を懸けた決戦は今年の2月19日、26日にホーム&アウェイで開催予定だった。しかし、浦和の本拠地は昨季を終えてから今春まで芝生の改修工事を予定。サポーターの署名活動や日本サッカー協会(JFA)のアジアサッカー連盟(AFC)への意見などの経緯を経て、改修後の“埼スタ”でホーム戦を戦えることが決まっていた。

 4月29日にサウジアラビアのリヤドで開催された決勝第1戦を1-1で引き分けた浦和は、6日の第2戦を1-0で勝利。2戦合計スコアを2-1とし、2017年以来となる3度目のACL優勝を成し遂げた。アウェイの地にも駆け付けて選手の背中を押したサポーターは、ホームでより脅威に。約5万人の声援が浦和をアジアの頂点まで押し上げた。

 田口代表は「このタイトルは、選手、スタッフだけの力で勝ち取ったものでは決してなく、大会を通じてパートナー、ホームタウン、日本サッカー協会、Jリーグファミリー、そしてファン・サポーターのみなさまと共に闘い、勝ち取った宝物です」と感謝を伝えると、「私ども浦和レッズは、ACLタイトルを獲得したという事実だけではなく、そうしたプロセスを本当に誇りに思っております」とコメント。「アジア王者の名に恥じない姿をお見せするべく、次なる目標に向けて選手、スタッフ一同引き続き全力を尽くしてまいりますので、共に闘ってまいりましょう」と、リーグ戦や国内のカップ戦でのさらなる飛躍を誓った。

 浦和は今回の結果、すでに出場が決まっていたクラブW杯にアジア王者として参戦へ。優勝チーム枠による次回ACLのプレーオフ出場権も獲得している。

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