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千葉対岡山の上位対決はスコアレス、岡山は無敗をキープ

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[4.14 J2第8節 千葉0-0岡山 フクアリ]

 3位ジェフユナイテッド千葉と2位ファジアーノ岡山の上位対決は0-0のスコアレスドローに終わった。連勝が2で止まった千葉だが、これで7戦負けなし(3勝4分)。岡山の連勝も3でストップしたが、開幕から3勝5分と無敗を守っている。

 序盤から激しく攻め合った。岡山は前半13分、大きなサイドチェンジを受けたMF田中奏一が右サイドから中に切れ込み、ミドルシュート。同17分にはMF仙石廉の横パスからFW関戸健二が右足を振り抜いたが、いずれも枠を捉え切れなかった。

 千葉も徐々に押し返す。前半34分、MF谷澤達也のスルーパスからFWケンペスが左足で狙うが、ゴール左へ。同38分にはMFジャイールのマイナスのクロスをケンペスが頭で落とし、谷澤が決定機を迎えたが、シュートは至近距離でGK中林洋次が体を張って防いだ。

 ホームで勝ち点3の欲しい千葉は後半も攻勢を続ける。しかし、後半11分、MF田中佑昌の右クロスに合わせたケンペスのヘディングシュートはゴール上へ。たびたびゴールに迫ったが、1点が遠かった。試合終了間際の後半45分には右クロスのこぼれ球をMF兵働昭弘が左足ボレーで狙ったが、DFが体を張ってブロック。試合は0-0のままタイムアップを迎えた。

 千葉の鈴木淳監督は「押し込んでいる場面は多かったが、決定的な場面をつくれなかった。悪いゲームではなかったし、サイドから何本かチャンスもあったが、中の入り方を工夫しないといけない」と課題を挙げ、岡山の影山雅永も「難しい試合になるとは思っていた。守備では粘り強く守っていたが、勝ち点3を奪うためにはもっと勇敢に戦う必要があった」と振り返った。勝ち点1を分け合った両チーム。岡山は3位、千葉は5位に順位を落としている。

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