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どこまで落ちるんだ大宮…降格決まった大分に今季2勝目献上

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[10.19 J1第29節 大宮0-1大分 熊谷陸]

 前節C大阪に敗れたことで1年でのJ2降格が決まった大分トリニータ大宮アルディージャを1-0で下し、5月18日の新潟戦以来、今季リーグ戦2勝目を挙げた。大宮はこれでリーグ戦5連敗。今季一度は首位に立ったチームが、7月13日以降は1勝13敗と目も当てられない状況に陥っている。

 決勝点が生まれたのは前半アディショナルタイム、セットプレーのこぼれ球をつなぎ、再びゴール前にボールを入れると、ゴール前の混戦の中でDF阪田章裕の足もとにこぼれる。「たまたまボールが来た。昨日デカ(森島)に子供が生まれたのでゴールを決めれて良かった」。ゴール後には“ゆりかごパフォーマンス”を披露した大分。この値千金のゴールを守り抜いき、実にリーグ戦17戦ぶりの今季2勝目を挙げた。

 対する何としても連敗を止めたい大宮は、後半15分にFWノヴァコヴィッチ、同22分からはFWズラタンと、スロベニア代表遠征から復帰したばかりの2人を投入し、勝負に出る。形勢はやや大宮に傾いたが、粘る大分の守備網を崩し切るには至らず、無念の2試合連続完封負け。出口の見えない戦いぶりに、試合後スタンドからは選手たちに怒号が浴びせられていた。

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