beacon

久保建英のCLメンバー入りは…スペイン紙が改めてレアルの外国人枠について報道

このエントリーをはてなブックマークに追加

久保建英のCLメンバー入りは厳しいか

 レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英(18)の今季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場は厳しいかもしれない。スペイン『アス』が改めてレアルの外国人枠について伝えている。

 まず、リーガ・エスパニョーラには外国人枠(EU圏外)が設定されており、その枠は3つ。レアルで該当するのは、ブラジル人のDFエデル・ミリトンとFWビニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、ウルグアイ人のMFフェデリコ・バルベルデ、そして日本人の久保の5人だ。ちなみにブラジル代表MFカゼミーロとコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスはスペイン国籍を取得している。

 すでにバルベルデはスペイン国籍を申請済み。そのため、その3枠はミリトンとビニシウス、ロドリゴの3人とみられている。だが、久保はユース年代の『フベニールA』で登録されており、外国人枠に関係なくトップチームやカスティージャでのプレーが可能。ビニシウスも昨季はフベニールAで登録され、トップデビューを飾っている。また、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、スーペルコパには外国人枠はない。

 ただし、問題は欧州CL。レアルは現状で28人いるが、『リストA』には25人しか登録できない。また、若手を登録できる『リストB』が存在するが、その条件は「1998年1月1日以降に生まれた選手」かつ「15歳から継続して2年以上当該クラブに所属している」必要がある。そのため、2001年6月4日生まれの久保はもちろん、ビニシウス(19)とロドリゴ(18)もリストBで登録することはできない。

 レアルはオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークフランス代表MFポール・ポグバの獲得に動いていると報じられているが、久保のメンバー登録はあるのだろうか。リストAの締め切りは9月2日となっている。

●海外組ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集

TOP