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沈黙守るスペイン代表指揮官「ムバッペの判定は難しい…主審への反論ではない。語りたいけど言わない」

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主審の判定を尊重するルイス・エンリケ監督

[10.10 UNL決勝 スペイン1-2フランス]

 スペイン代表は10日のUEFAネーションズリーグ決勝でフランス代表に敗戦。先制点を奪ったが、逆転を許した。FWキリアン・ムバッペによる2点目がオフサイドの疑惑が上がっており、ルイス・エンリケ監督がその点に触れている。

 白熱した決勝は、前半をスコアレスで折り返すと、後半19分に動く。スペインがFWミケル・オヤルサバルのゴールで先制に成功した。しかし、その直後にフランスもFWカリム・ベンゼマの得点で追いつくと、同35分にムバッペがゴールを決め、逆転で優勝を決めた。

 2点目のシーンについて、スペインの選手たちはムバッペのオフサイドを主張している。DFエリック・ガルシアやMFセルヒオ・ブスケツが失点直後に声を挙げたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックによりフランスの得点が認められた。試合後、E・ガルシアやブスケツは「明らかにオフサイド」と明言。疑惑の判定が騒動に発展している。

 エンリケ監督は試合後のインタビューに応答。「その件について語りたいが、だめだ」と沈黙を守る。「ピッチからはあの判定を取るには難しいプレーに見えた。しかし、判定に反論しているわけではない。主審の判断には口を出さないことは知っているだろう」と明言を避けている。

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