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前日には神戸で2発、復調の大迫勇也は豪戦に出場できる? 森保監督「怪我の経過観察しながら」

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3月上旬に負傷していたFW大迫勇也

 前日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフでは、ヴィッセル神戸を本大会出場に導く2ゴール。負傷から復帰したFW大迫勇也日本代表に招集された。

 大迫は3月2日の横浜F・マリノス戦で途中出場も、その後の2試合はメンバー外。裂傷の怪我を負ったと伝えられていたが、15日のACLプレーオフでは先発出場を果たす。メルボルン・ビクトリーとの延長接戦で、2得点を挙げ、4-3の勝利に貢献。120分間の出場で復活をアピールしてみせた。

 しかし、怪我は完治したわけではないという。その上で、森保一監督はカタールW杯出場が懸かった大一番・オーストラリア代表戦に招集した。招集理由について「彼の怪我からの回復状況を見てきました。昨日ACLのプレーオフがあって、そこで彼が120分、90分プラス延長もすべて戦い抜いたということで、そのプレーを見て、ということ。その後のリバウンドも確認しつつ、招集の発表ということになりました」と語る。

「ただし、疲労は違った形で時間が経過して出てきたり、痛み等々も出てきたりとか考えられます。ここからの経過観察もしながら。大迫だけではなく、国内外で今週末も試合があります。その試合を終えて、選手たちがどういう状況になったかということを見極めて、最終的にオーストラリア戦を戦うメンバーを決めることになると思います」

 神戸は大迫以外にも怪我人が続出しながら、開幕6試合未勝利で苦しい状況が続く。復調を見せた大迫が19日の次節・清水エスパルス戦でも出場する可能性は高い。森保監督は「大迫は清水戦もあると思いますので、そこも見ていきたいなと思っています」と今後も回復状況を見守るようだ。

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