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5戦連発に期待が懸かる伊東純也「自分の役割」「チャンスがあれば狙いたい」

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日本代表MF伊東純也(ゲンク)

 目指すは歴代最多の5戦連発、W杯出場決定弾だ。24日のアジア最終予選・オーストラリア戦に向けて、日本代表MF伊東純也(ゲンク)は「まずは勝つことしか考えていないですし、ゴールやアシストは自分の役割だと思う」と闘志を燃やした。

「W杯を意識し始めたのは最近。それまでは見ているだけだった。そこに立てるチャンスがあるところにいるので頑張りたい」

 勝てば7大会連続7度目のワールドカップ出場が決まる大一番。伊東はアジア最終予選でチームを救う活躍を見せ、4試合連続ゴール中。前回のロシア大会予選でMF原口元気(ウニオン・ベルリン)が打ち立てた記録に並び、オーストラリア戦は5戦連発への期待が高まっている。

「4戦連発の時も(得点を)取れると思っていなかった(笑) チャンスがあれば狙いたい」。そう意欲を燃やしつつ、「そこにこだわりはなく、チームが勝てればいいかなと思います」とフォアザチームを強調した。

 今回はともに攻撃の軸を担ってきたFW大迫勇也(神戸)、縦関係を築いてきた右サイドバックのDF酒井宏樹(浦和)を欠いて大一番に臨む。「サコくんと酒井くんが来れなかったのは残念ですが、他の選手も力がある。しっかりコミュニケーションをとりたい」と伊東。大迫の代役として、東京五輪世代のFW上田綺世(鹿島)やFW林大地(シントトロイデン)が1トップに入る可能性もある。

「それぞれ特徴は違うと思いますが、自分がクロスを上げるタイミングでどこに来てほしいかは伝えられたら。逆に、それぞれの持ち味を生かしてあげられるようにしたい」とサポートを約束。「自分はドリブルが好きですが、コンビネーション、周りを使うプレーも持ち味だと思う。いい判断をして、周りを使うところと自分が仕掛けるところをうまく使い分けられたら」とイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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