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大迫不在のFWは浅野拓磨!! W杯王手の森保J、オーストラリアとの“決戦”スタメン発表

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 日本代表は24日、シドニーのスタジアム・オーストラリアで行われるカタールW杯アジア最終予選第9戦でオーストラリア代表と対戦する。勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる運命の一戦。現地時間午後8時10分(日本時間午後6時10分)のキックオフを前にスターティングメンバーが発表され、FW大迫勇也(神戸)不在の1トップにはFW浅野拓磨(ボーフム)が抜擢された。

 システムは昨年10月の第3戦・オーストラリア戦(○2-1)から引き続き採用している4-3-3。GKは権田修一(清水)が務め、最終ラインは左からDF長友佑都(FC東京)、DF板倉滉(シャルケ)、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF山根視来(川崎F)。中盤はMF遠藤航(シュツットガルト)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、MF守田英正(サンタクララ)の3ボランチで、ウイングは左がMF南野拓実(リバプール)、右がMF伊東純也(ゲンク)。前線中央に浅野が入るとみられる。

 大迫、DF酒井宏樹(浦和)が不在の中、前回シリーズの大一番となったサウジアラビア戦(○2-0)から先発3人の変更を強いられたが、吉田の復帰もあって手堅い先発選考。MF久保建英(マジョルカ)、MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)、DF中山雄太(ズウォレ)はベンチスタートで、招集されていた26人のうちGK谷晃生(湘南)、DF中谷進之介(名古屋)、FW林大地(シントトロイデン)がベンチを外れた。

 オーストラリアはFIFAランキング37位(日本は23位)。今回の最終予選では4勝3分1敗の勝ち点15で、同18の日本を勝ち点3差で追っている。通算対戦成績は日本から見て10勝9分7敗。直近の対戦は昨年10月のオーストラリア戦で、日本は田中のA代表初ゴールとオウンゴールにより、2-1で勝利している。

 日本はこの一戦に勝利すればカタールW杯出場権獲得が決定。引き分け以上でも最終節ベトナム戦(29日・埼玉)に引き分け以上で本大会行きが決まる状況に持ち込める。一方、敗れた場合はオーストラリアに勝ち点で並ばれ、得失点差により3位に転落。最終節を残してプレーオフ(A組3位、南米5位と対戦)に回る可能性が大きく高まる。

<出場メンバー>
[日本代表]
▽先発
GK 12 権田修一(清水)
DF 5 長友佑都(FC東京)
DF 16 山根視来(川崎F)
DF 22 吉田麻也(サンプドリア、Cap)
MF 4 板倉滉(シャルケ)
MF 6 遠藤航(シュツットガルト)
MF 13 守田英正(サンタクララ)
MF 14 伊東純也(ゲンク)
MF 10 南野拓実(リバプール)
MF 17 田中碧(デュッセルドルフ)
FW 18 浅野拓磨(ボーフム)
▽控え
GK 1 川島永嗣(ストラスブール)
GK 23 シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
DF 2 植田直通(ニーム)
DF 3 谷口彰悟(川崎F)
DF 19 佐々木翔(広島)
DF 20 中山雄太(ズウォレ)
MF 7 柴崎岳(レガネス)
MF 8 原口元気(ウニオン・ベルリン)
MF 11 久保建英(マジョルカ)
MF 15 旗手怜央(セルティック)
MF 21 三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)
FW 9 上田綺世(鹿島)
▽監督
森保一

(取材・文 竹内達也)
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