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キリン杯出場も問題なし! 冨安健洋が明かした“怪我でも代表帯同”の意味「細かい話ができているのはポジティブ」

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DF冨安健洋(アーセナル)が完全合流

 日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が12日、この6月シリーズで初めて報道陣のオンライン取材に応じ、14日のキリンカップ・チュニジア戦に向けて意気込みを示した。プレミアリーグ終盤戦で負ったハムストリングの怪我により、5月30日の代表合流以降は別メニュー調整が続いていたが、13日の練習からフルメニューに合流。「もちろん森保さんの判断だけど、昨日の練習に入って問題なかったし、チームとしっかりトレーニングして準備するだけ」と出場に意欲を見せた。

 昨年末以降、両ふくらはぎの負傷で戦線離脱が続いていた冨安は、5月16日に行われたプレミアリーグ第37節のニューカッスル戦で右太もも裏を負傷。30日に始まった代表合宿に合流していたが、全体練習から離れての別メニュー調整が続いており、2日のパラグアイ戦(○4-1)、6日のブラジル戦(●0-1)、10日のガーナ戦(○4-1)ではいずれもメンバー外だった。

 そうした中でもチームに帯同していたのは11月のカタールW杯のためだった。「1月、3月と活動に参加できていなかったので、みんなと一緒に時間を過ごしたり、ミーティングに入ったり、監督やスタッフとコミュニケーションを取ったりというのが離脱しなかった一つの理由」と明かした冨安は「11月のカタールW杯は事前キャンプで長い期間取れないし、今回は直前キャンプより長い時間取れるので、離脱せずに最後までいさせてもらった」と決断の背景を振り返った。

 実際に今回の帯同を通じて「昨年11月以来の活動でミーティングに入って、日本代表のベースを改めて把握することができている」と手応えを語った冨安。「あとは他の選手といろいろとサッカーの細かい話もするので、選手同士でサッカーの細かい話ができているのはポジティブだし、それは実際に会って話さないとできないところ。選手間でサッカーの話ができるのは一番ポジティブなところかなと思う」とも語っており、充実した活動期間を過ごしているようだ。

(取材・文 竹内達也)
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