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森保Jカタール初練習は7人で実施…早朝到着の酒井宏樹も一部メニュー参加「みんなで準備していくだけ」

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カタール入り後初練習は7選手で実施

 カタールワールドカップに臨む日本代表は11日、アルサッドのクラブ施設に設けられた専用のキャンプ地で初めてのトレーニングを行った。チームにはJリーグ公式戦を終えた国内組7人が合流しており、同日早朝にドーハ入りしたばかりのDF酒井宏樹(浦和)は一部メニューへの参加となった。

 練習に参加したのはGK権田修一(清水)、DF長友佑都(FC東京)、酒井、DF谷口彰悟(川崎F)、DF山根視来(川崎F)、MF相馬勇紀(名古屋)、FW町野修斗(湘南)の7選手。そのうち酒井はドーハ到着直後とあり、ランニングやボール回しで軽めに切り上げた。

 一方、前日10日早朝にドーハに到着し、夕方には宿泊ホテルのトレーニングジムで体を動かしていた6選手は4対1でプレスをかいくぐる短いパスワークや、ロングフィードを使ってシュートにつなげる形の確認など、約1時間半にわたってトレーニング。練習後には長友と相馬、谷口と山根と町野が揃ってランニングする姿も見られた。

 ベースキャンプ地となるアルサッドの施設はトレーニングジム、ロッカールーム、マッサージルーム、交代浴ができるシャワールームなどが完備された豪華施設。「ハイブリッド(芝)なのでちょっと違うし、そこに合わせていかないといけない」(酒井)と細かい部分への適応は必要となるが、天然芝のピッチ2面を使用できる上々の環境だ。

 準備期間が短い11〜12月開催のW杯では、一日一日のトレーニングがとりわけ重要。ブラジル大会、ロシア大会も経験した酒井は「準備期間が短いけどそれは他のチームも同じ。逆にチャンスだと思うしかない。しっかり準備できないチームもあるし、思ってもない結果が生まれるかもしれない。そういうところについていきたいなと思うし、チャンスが少しでもあるならみんなで準備していくだけ」と意気込みを示した。

 欧州組の19選手は所属チームの公式戦が中断期間に入り次第、順次合流する予定となっている。

(取材・文 竹内達也)

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