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サプライズ追加招集でカタール行き!! FW町野修斗が“日本初”W杯3ゴール宣言「可能性にワクワクしている」

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カタール初練習に参加した日本代表のFW町野修斗(湘南)

 日本代表のカタールW杯メンバーに追加選出されたFW町野修斗(湘南)が今大会での目標を「3ゴール以上」と掲げた。A代表デビューのEAEE E-1選手権でも同じ目標を掲げ、“有言実行”を果たした23歳の若きストライカー。「かなり大きい目標だと思うけど、言うだけ意味がある。自分にプレッシャーをかけながらやっていきたい」と力強く決意を示した。

 履正社高出身の町野は2018年、横浜FMでプロキャリアをスタート。初年度は出場機会がなく、19年に北九州に期限付き移籍すると、J3リーグでチーム最多8得点を挙げてJ2昇格に貢献した。20年は北九州に完全移籍し、J2リーグで7得点を記録。21年からJ1の湘南に加入し、今季は開幕からゴールを量産して日本代表に上り詰めた。

 7月のE-1選手権ではA代表デビュー戦となった初戦・香港戦で2ゴールを挙げると、第3戦・韓国戦で3点目。大会期間中から公言していた目標の3ゴールをクリアした。その活躍が評価されて選出された9月のドイツ遠征アメリカ戦では45分間のプレータイムを得るも、良いところを発揮できずにノーゴール。今月1日のW杯メンバーからは外れたが、DF中山雄太(ハダースフィールド)の負傷による追加招集でカタール行きの切符を掴んだ。

 10日朝にカタール・ドーハ入りした町野は11日、ベースキャンプ地での初練習に参加。約1時間半にわたって汗を流した。終了後の取材では「早く全員でやりたいなという思いはある」と闘志をたぎらせつつ、「ゴールの感覚はいつも以上に上がっている」とJ1ラスト3試合連続ゴールの実績をアピール。2010年南アフリカ大会で本田圭佑が記録した日本人最多の1大会2ゴールを上回り、通算でも本田に続く歴代2位の「3ゴール」を目標に掲げた。

 A代表通算4試合にして迎える大舞台。これまで経験したことのないプレッシャーが襲いかかるのは間違いないだろう。それでも「日本を背負うのはかなり大きいこと出し、あまり経験はないけど、だからこそ思い切ってプレーする必要がある」と前向きに断言した町野。「1つのゴールで自分の立ち位置も変わる。可能性にワクワクしている」。世界を驚かせる準備はできている。

(取材・文 竹内達也)

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