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GKノイアーからのキーマン指名に鎌田大地「そうなんだ、くらいな感じ」

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日本代表MF鎌田大地(写真右)

 日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)が20日、報道陣のオンライン取材に応じ、カタールW杯のドイツ戦に向けて意気込みを示した。ドイツ代表が19日に行った記者会見では、GKマヌエル・ノイアーが警戒すべき選手に鎌田を指名。それでも鎌田は「そうなんだ、くらいな感じ」と正面から受け止めることはしなかった。

 今季のブンデスリーガで7ゴール4アシストを記録し、ボランチが主戦場ながらも得点ランキング7位に立っている鎌田。そのパフォーマンスには地元ドイツからも警戒が集まっており、数多くの現地メディアで日本のキーマンとして報じられ、前日19日の会見ではノイアーも「鎌田は素晴らしい選手だ。日本にとって重要な選手であり、われわれにとっては危険な選手だ」と語っていた。

 それでも鎌田は、彼らの“リップサービス”には動じなかった。

「そういう(警戒すべき選手についての)質問なので、彼らも誰かしらの名前を言わないとダメだし、真摯に受け止めているというより、そうなんだくらいな感じ」

 鎌田は日々ブンデスリーガでプレーする中で、日本人選手の価値はまだまだ高くないと感じている。だからこそ、このW杯でグループリーグを突破することだけでなく、世界の注目が集まる試合でドイツという強敵を倒すことにも意味があると捉えている。

「それこそ自分はよく言っているけど、日本人の価値を高めないとダメだと思っている。優勝候補のチーム、いいチームに勝つことで、自分たちの見られ方を一気に変えられる。そういう部分でもドイツに勝てたら変わる」。

 ドイツ戦のテーマをそう掲げた鎌田は「勝ち点3も必要だし、自分たちの価値を高める意味でも大事」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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