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J3第6節…山口が富山撃破で開幕5連勝、「迷いなく打てた」相模原FW高原が今季初得点

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 J3第6節が18日、19日に全国各地で開催された。2年目を迎えたJ3はJ2から降格したカターレ富山、昨季J3を戦った11チーム、そしてJFLから昇格したレノファ山口を加えた13クラブによって覇権が争われる。

 開幕4連勝(第3節は試合なし)と好スタートを切って首位を走る昇格組のレノファ山口FCは昨季J2のカターレ富山をホームに迎えた。スコアレスで折り返した試合は後半20分に動く。MF福満隆貴が左サイドから上げたクロスをファーサイドのFW岸田和人が折り返すと、DF宮城雅史がヘディングで押し込んで山口が先制。その後、富山の反撃をしのいだ山口は1-0の完封勝利を収めて開幕からの連勝を5に伸ばした。

 2位のSC相模原と4位FC町田ゼルビアによる「相武決戦」(町田がホーム時は「武相決戦」)は、試合開始早々にFW井上平のゴールでホームの相模原が先制に成功する。さらに同39分には井上の落としを受けたFW高原直泰が、相手DFに囲まれながらも技ありの一発を沈めてリードを2点差に広げる。後半3分にFW久木野聡に決められて町田に1点差に詰め寄られたものの、そのまま逃げ切った相模原が2-1の勝利を収めた。

 今季初得点を決めた相模原の高原は、「迷いなく打てたのが良かった」と得点場面を振り返ると、「結果を出しながら、どんどん良いチームになっていけるようにできればいいなと思います」とチームのさらなる成長を誓った。

 5位のガイナーレ鳥取はMF林誠道の得点を守り抜いてFC琉球に1-0で勝利して3位に浮上。Y.S.C.C.横浜はMF友澤剛気の劇的アディショナルタイム弾でグルージャ盛岡と2-2で引き分けた。福島ユナイテッドFCブラウブリッツ秋田の一戦、藤枝MYFCJリーグU-22選抜の一戦はともに1-1に終わっている。なお、AC長野パルセイロの今節の試合はなかった。

第6節試合結果

4月18日(土)
福島 1-1 秋田 [とうスタ]
4月19日(日)
盛岡 2-2 YS横浜 [盛岡南]
相模原 2-1 町田 [ギオンス]
藤枝 1-1 J-22 [藤枝サ]
鳥取 1-0 琉球 [とりスタ]
山口 1-0 富山 [維新公園]

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