beacon

シーズン中に異例の転身…山形の松本怜大氏がコーチ就任「指導者としてチャレンジをしたいという思いが」

このエントリーをはてなブックマークに追加

現役時代の松本怜大

 モンテディオ山形は4月30日、松本怜大氏(32)がクラブコミュニケーターを退任し、トップチームコーチに就任することを発表した。

 松本氏は東洋大からコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)、FC町田ゼルビアと渡り歩き、2018年に山形へ移籍。昨季限りで現役を引退し、今年2月から山形のクラブコミュニケーターとして地域とクラブを繋ぐ役割を担っていた。

 山形は先月4日にピーター・クラモフスキー前監督との契約解除と、渡邉晋コーチの新指揮官就任を発表。J2第12節終了時点で3勝1分8敗(勝ち点10)の21位に位置している。

 松本氏はコーチ就任にあたり、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「チームが再編成する中で声をかけていただき、自分としてもチームを近くで支えたい、指導者としてチャレンジをしたいという思いが生まれ、シーズンの途中ですがこのような決断をいたしました」

「今シーズンからクラブ初のクラブコミュニケーターとして、地域とクラブを繋ぐ役割を担い、日々充実感と大きなやりがいを感じました。自分がクラブコミュニケーターを退任することで積み上げたことや繋がりをなくすのではなく、トップチームの選手一人一人にその重要性を伝える役割を担い、いままで以上に地域、ファン・サポーターの皆さんとコミュニケーションが取れるようにしたいと考えております」

「短い期間となってしまいましたが、クラブコミュニケーターとしての活動を支えていただき、ありがとうございました。今後も、チームや地域の力になれるように頑張ります!」

 また、クラブは松本氏のクラブコミュニケーター退任に際し、「今後は松本怜大コーチが土台をつくったクラブの新しい形を継承・拡大し、モンテディオ山形のファン・サポーターの皆さま、地域の皆さまとの繋がりをより深くしていきます」とした。

以下、クラブ発表プロフィール

●松本怜大
(まつもと・りょうた)
■生年月日
1990年11月21日(32歳)
■出身地
埼玉県
■選手歴
向陽台サッカースポーツ少年団–千歳向陽台中–札幌U-18–東洋大–札幌–町田–山形

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ

TOP