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「悔しくてたまらない」ブラジルでの1年間…清水MF松岡大起が福岡に完全移籍「簡単な決断ではありませんでした」

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MF松岡大起が福岡に完全移籍

 アビスパ福岡は30日、清水エスパルスのU-22日本代表MF松岡大起(22)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

 松岡はサガン鳥栖U-18時代に2種登録選手としてトップチームに所属し、高校3年生だった2019年6月に正式昇格。同シーズンから主力として活躍し、2021年8月に清水へ完全移籍した。

 2022シーズン終了後には海外移籍を目指したが、目標だったヨーロッパからのオファーは届かず、清水に残留。それでも2023シーズン開幕後の3月にグレミオ・ノボリゾンチーノ(ブラジル2部)への期限付き移籍が決まった。

 グレミオ・ノボリゾンチーノでは公式戦の出場がなく、松岡は清水の公式サイトを通じて「ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました」と心境を吐露。「このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだとおもいます。試合に出て活躍し成長する事で来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えているときにオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました」と経緯を語っている。

 そして「どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました。清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 また、新天地となる福岡の公式サイト上では「私を必要としてオファーをくれたクラブに感謝し、プレーで体現します。沢山の勝利をみなさんと喜びわかちあえるよう全身全霊で戦い続けます」と決意を表明。22歳MFの新たな挑戦が始まる。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●MF松岡大起
(まつおか・だいき)
■生年月日
2001年6月1日(22歳)
■出身地
熊本県
■身長/体重
172cm/68kg
■経歴
ソレッソ熊本U-12-ソレッソ熊本U-15-鳥栖U-18-鳥栖-清水-グレミオ・ノボリゾンチーノ(ブラジル)-清水
■代表歴
2018年:U-17日本代表
2019年:U-18日本代表、U-22日本代表
2021年:U-22日本代表
2022年:U-21日本代表、日本代表
2023年:U-22日本代表
■出場歴
J1リーグ:113試合
J2リーグ:3試合
カップ戦:11試合
天皇杯:6試合
■コメント
▽福岡
「この度アビスパ福岡でプレーする事になりました。松岡大起です。
私を必要としてオファーをくれたクラブに感謝し、プレーで体現します。
沢山の勝利をみなさんと喜びわかちあえるよう全身全霊で戦い続けます。
応援よろしくお願いします!」

▽清水
「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍する事になりました。ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました。このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだとおもいます。試合に出て活躍し成長する事で来年のオリンピックや未来がはじめて見えてきます。そう考えているときにオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました。サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました。清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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