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今季のルヴァン杯はベンチメンバーが最大9人!! 大会初日のフル活用率は約89%

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今季のルヴァン杯は選手登録の上限人数に変更

 2024シーズンのルヴァンカップが3月6日に開幕し、大会1日目は1stラウンド1回戦のうち9試合が行われた。今大会から全60クラブが参加することに注目が集まるが、リーグ戦とは異なって最大9人のベンチメンバーを登録できるという大きな変更もされている。

 リーグ戦では最大で7人のベンチメンバーを登録できるが、「戦術の幅の拡大、育成や経験のためのベンチ入り機会の増加」という理由でルヴァン杯に限って2枠の増加が行われた。延長戦に突入すると交代枠が1つ増え、脳震盪の疑いとなった選手が発生した場合はさらに1枠用意されるため、最大で7人の交代が行われる。9人のベンチメンバーを用意することで、展開に応じて戦術の幅が広がりそうだ。

 ルヴァン杯初日ではフル活用するチームが目立った。9人のベンチメンバーを用意したチームは18チーム中16チームで約89%の割合に。SC相模原は7人、ベガルタ仙台はリーグ戦の最大枠よりも少ない6人のベンチメンバーで試合に臨んだ。この2チームはともにアウェー側だった。9人を用意したチームのうち藤枝MYFCカマタマーレ讃岐ブラウブリッツ秋田は控えGKを2人登録していた。

 プレミアリーグなどの欧州各リーグでは既に9人の控え選手を登録でき、日本でもリーグ戦で同様の方式とするように求める声も出ているが、遠征費用や選手のマネジメント面で課題も。Jリーグは昨年12月の発表時に「選手のエントリー人数変更については、2024シーズンのみ試験的に導入するものであり、以降の変更は継続検討とする」と伝えている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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