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大逆転劇の立役者! 苦境のレアルを救ったビニシウスにアンチェロッティ監督「世界で最も決定的な選手」

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指揮官がFWビニシウス・ジュニオールを称えた

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督がFWビニシウス・ジュニオールを「世界で最も決定的な選手」と称えた。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 レアルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだ。開始から相手の猛烈なプレスに苦戦を強いられ、前半14分までに2失点。ベスト8進出に向けて黄信号がともったが、劣勢の展開でチームを救ったのはビニシウスだった。

 前半21分、左45度から右足で見事なコントロールショットを決めると、同36分にはGKアリソン・ベッカーにプレッシャーをかけてパスをブロック。幸運な形でゴールに吸い込まれ、2-2の同点とした。勢いづいたレアルは後半にDFエデル・ミリトンのヘディング弾とFWカリム・ベンゼマの2得点で逆転。アウェーでの第1戦を5-2で制した。

 アンチェロッティ監督は試合後、ビニシウスのパフォーマンスを絶賛。ワールドクラスの選手であることを証明しつつあると強調した。

「ビニシウスは世界で最も決定的な選手だ。今のところ、彼のような選手は他にいない。ドリブルもシュートも止められない。このレベルを維持できることを望んでいる」

「このような勝利は簡単なことではない。特に試合の始まり方が悪かった。だが、私たちは自信を失わず、少しずつボールを支配することができた。前線は効率的に動いていたし、ビニシウスは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたよ」

 鮮烈な逆転劇で準々決勝に大きく近づいたレアル。第2戦は3月15日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催される。

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