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トッティが古巣ローマのスター2人に見解「ディバラは上手く適応した。ザニオーロは…」

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ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ

 ローマのレジェンド、フランチェスコ・トッティ氏が、Twitch(ツイッチ)チャンネル「BepiTv1」に出演した際、不仲にあるルチアーノ・スパレッティ監督や、古巣でプレーするFWパウロ・ディバラやMFニコロ・ザニオーロに言及した。

 下部組織から過ごしたローマに忠誠を尽くし、現役時代はローマ一筋を貫いたトッティ氏。2001年には、スクデット獲得の栄光を手にした一方、キャリアの終盤は第2次スパレッティ体制でベンチを温める日々が続き、確執も報じられた。だが現在、ローマOBは現ナポリ指揮官との和解に前向きな姿勢を示している。

「また彼と話をしたいかって? もちろん話したい。彼との関係がこんな形で途切れてしまったのは残念だ。私がピッチ内でゴールを量産し、最高のパフォーマンスを出せたのは、まさの彼の指揮下だったからね。あの頃はカルチョの枠を超えた素晴らしい関係を築いていたよ」

「彼のナポリは、考えられないほどにものすごい勢いで前進している。私にとって、スパレッティが最強の現役監督の1人であることは変わらない。彼ほどに素晴らしいチームをピッチに送り出せる指揮官はなかなかいないからね。彼に選手たちがついてくれば、はるか遠くまでたどり着けるだろう」

 続いてトッティ氏は、古巣ローマに所属する2人のスターについて見解を示した。

「ディバラは非常に上手くローマの環境に適応した。最高レベルのパフォーマンスを見せることができるはずだ。ザニオーロは、ローマを束ねてけん引するためにふさわしいメンタリティが足りない。カルチョにおいては、“上手い選手”、“カンピオーネ(王者)”、“フェノーメノ(怪物)”とカテゴリーがあるが、進化していくためには、正しいメンタリティが必要になる。自分自身を信じ、ピッチ外で成長することが重要なカギだ。よりベテランの選手とプレーすれば、ピッチ内外でサポートを受けられるだろう」

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