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苦しい時期を過ごしたフォーデン「今は100%」「少しでもチームの力になれればと思う」

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難しい時期を過ごしたと認めたMFフィル・フォーデン

 マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンがカタールW杯の後、難しい時期を過ごしていたことを認めた。イギリス『ミラー』が伝えている。

 現在22歳のフォーデンは昨年のW杯で4試合に出場し、1ゴール2アシストを記録。イングランドのベスト8進出に貢献した。

 一方、クラブでのシーズン再開後は調子を取り戻すのに苦労し、ジョゼップ・グアルディオラ監督との確執も噂されたが、2月25日のプレミアリーグ第25節ボーンマス戦(○4-1)では1ゴール1アシストの活躍を見せて復調をアピール。さらに同28日のFAカップ5回戦ブリストル・シティ戦(○3-0)でも2得点を挙げ、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

 実はここ数週間、軽い怪我に悩まされていたという。フォーデンはブリストル・シティ戦後のインタビューで「足に違和感がある状態でプレーするのは簡単なことじゃない」と明かし、「今は100パーセントのフィット感で、快適だよ。チームに戻って、少しでも力になれればと思う」と自信を示している。

 また、これまで悔しい思いをしたかと質問されると、「そうだね、間違いなく。でも誰もが経験することだし、自分がそこから反応するかが大事だ。足に違和感があったり、あまりプレーできなかったり。僕はサッカーが好きだし、そうでないときは少しフラストレーションがたまる」と回答した。

 そんなフォーデンに対し、グアルディオラ監督は試合後のインタビューで称賛の言葉を送っている。同選手の「レギュラーでなかった時期も、ハードワークを続けるメンタリティー」を称え、「フィルは常に高いレベルを持っている。彼がウチにやってきてからのインパクトは素晴らしい。重要なのは、落ち着いて地に足をつけていることだ。彼のように頑張れば、サッカーは報われる」と語った。

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