国際サッカー連盟(FIFA)は31日、最新のFIFAランキングを発表した。これに基づきカタールW杯のポット分けが決定。日本は前回の18年ロシアW杯でのポット4から一つランクアップし、ポット3に決まった。

　ポット分けはW杯グループリーグの組み分けで、実力に偏りが出るのを避けるためのシステム。最新のFIFAランキングをもとにW杯参加国がポット1～4に振り分けられ、実績の近い同一ポット同士の対戦が行われないレギュレーションとなっている。

　すでにW杯出場が決まっている29か国はFIFAランキング順にポットが決まり、プレーオフ組は出場が決まっても自動的にポット4へ。このポットに基づき、4月1日の日本時間25時から抽選会が行われる。

　ポット1はブラジル、ベルギー、フランス、アルゼンチン、イングランド、スペイン、ポルトガルと強豪国がズラリ。またポット2にもメキシコ、オランダ、デンマーク、ドイツ、ウルグアイ、スイス、アメリカ、クロアチアが並んでおり、ポット3の日本がグループリーグを突破するためには、ポット1～2のいずれかを上回る必要がある。

----ポット1----
51.カタール
1.ブラジル
2.ベルギー
3.フランス
4.アルゼンチン
5.イングランド
7.スペイン
8.ポルトガル

----ポット2----
9.メキシコ
10.オランダ
11.デンマーク
12.ドイツ
13.ウルグアイ
14.スイス
15.アメリカ
16.クロアチア

----ポット3----
20.セネガル
21.イラン
23.日本
24.モロッコ
25.セルビア
26.ポーランド
29.韓国
35.チュニジア

----ポット4----
37.カメルーン
38.カナダ
46エクアドル
49サウジアラビア
60ガーナ
スコットランドorウクライナorウェールズ
オーストラリアorUAEorペルー
コスタリカorニュージーランド

---

●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧
●2022W杯カタール大会特集ページ