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カタールW杯で同居、ドイツ現地での日本代表評は?「彼らを甘く見るな」「コスタリカ&ニュージーランドより上」

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ドイツ現地での日本代表評は?

 ドイツ国内では、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)で同組となった日本代表に警戒する声も出ているようだ。

 11月に開幕するカタールW杯の組み合わせ抽選会が日本時間2日に行われ、日本代表スペイン代表ドイツ代表、大陸間プレーオフ勝者(コスタリカ代表orニュージーランド代表)と同グループになることが決まった。

『GOAL』のダニエル・ナッツ記者は、グループEの組み合わせについて、「ドイツとスペインにとっては与しやすいグループになった。もちろん、日本のクオリティは認めているし、ブンデスリーガでも毎週、日本選手を見ることができる。だが、ドイツは優勝を狙っている国であり、日本とニュージーランドorコスタリカとの試合は勝たなければならない」と述べ、日本の印象については以下のように語った。

「日本戦ではドイツが優位だろうが、タフな試合になると思う。日本は敏捷性とスピード、テクニックに優れているチームだ。日本はニュージーランドやコスタリカより上だ。彼らが2位以内に入るのは簡単ではないが、ドイツやスペインを相手に良い結果を残せばチャンスは出てくるだろう」

南野拓実は誰もが知っている選手だし、久保建英もバルセロナとレアル・マドリーでキャリアを積むほどの選手だ。ドイツ人ならば、遠藤航のことをシュツットガルトのキーパーソンとして知っている。板倉滉原口元気浅野拓磨のことも知られているが、ドイツが警戒すべき選手という評価ほどではない」

 さらに、ドイツ国内の報じられ方については、「ハンジ・フリック新監督の下で盛り上がりがあるし、2位以内に入るだろうと見られている。ドイツはワールドカップ優勝を目指しており、日本やニュージーランドorコスタリカに勝てない時に言い訳はできなくなる」と明かしたナッツ記者だが、「ドイツにとって日本はこのグループの相手で足をすくわれる可能性があるチームだ。こちらでは、(元ドイツ代表MF)ディートマー・ハマンもこう言っている。『ニュージーランドやコスタリカとは相性がいいだろう。だが、日本を甘く見てはいけない』と」ともコメント。前回大会で韓国代表に敗れてグループリーグ敗退となったこともあり、同じ轍を踏むまいと警戒心を強めている空気のようだ。

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