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「数日前に友が亡くなった。彼のためのゴールだった」イングランド代表FWラッシュフォードはFK弾を天に捧げる

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得点後、FWマーカス・ラッシュフォードが天を仰ぐ

 イングランド代表ウェールズ代表に3-0で勝利。FWマーカス・ラッシュフォードは2得点で勝利に貢献した。1点目を挙げた後、ラッシュフォードは天に捧げるポーズ。試合後に亡き友人に捧げたことを明かした。英『BBC』が伝えている。

 “英国対決”となったウェールズ戦で、イングランドは3-0と快勝。前半をスコアレスで折り返すと、後半5分に先制ゴールが決まる。ラッシュフォードがFKを右足で蹴り込み、ゴール右隅に突き刺した。得点後にはピッチにひざまづき、両手を天に掲げて黙とうを行っていた。

 先制したイングランドはさらに攻勢を強め、後半7分にFWフィル・フォーデンが追加点。さらに、同23分にはラッシュフォードが敵陣内で細かいステップから左足シュートを決め切り、3-0と勝利を決定づけた。

 試合後、ラッシュフォードは喜びを語る。途中交代時にはスタンドから喝采を浴びた。「このような瞬間のために、私はサッカーをやっているんだ。このチームには野望がある。次のラウンドに進むことができて本当にうれしい。もっと上に行けるはずだ」と前を向いた。

 また、先制点後のポーズの意味も明かす。「数日前に友人が亡くなったんだ。彼は長い間、癌と戦っていた。私にとって大きなサポーターであり親友だった。彼のために得点ができてよかった。僕の人生の一部といえる人だったんだ」と神妙な顔つきで理由を語った。

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