南野3戦連発!長友10年ぶり弾!伊東3アシスト!遠藤&鎌田初ゴール!6人で6得点の大勝
[10.10 W杯アジア2次予選 日本6-0モンゴル 埼玉]
日本代表は10日、カタールW杯アジア2次予選の第2戦でモンゴル代表と対戦し、6-0で大勝した。前半22分にMF南野拓実の3戦連発弾で先制すると、その後も怒涛のゴールラッシュ。ホーム初戦を6得点の完封勝利で飾り、9月10日のミャンマー戦(○2-0)に続く2連勝。チームは明日11日に日本を出発し、15日のタジキスタン戦(ドゥシャンベ)に臨む。
日本はケガで招集を見送られたFW大迫勇也に代わる1トップでFW永井謙佑を起用。中盤の右サイドでMF伊東純也、ボランチではMF遠藤航が先発した。永井と伊東は6月9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦(○2-0)以来のスタメン。遠藤は1月28日のアジア杯準決勝・イラン戦(○3-0)以来の出場となった。そのほかはミャンマー戦から変わらず、GK権田修一に4バックは右からDF酒井宏樹、DF冨安健洋、DF吉田麻也、DF長友佑都。中盤はMF柴崎岳と遠藤のダブルボランチで、2列目は右から伊東、南野、MF中島翔哉と並び、永井が1トップに入った。[スタメン&布陣はコチラ]
FIFAランキング183位のモンゴルに対し、同31位の日本が立ち上がりから一方的に攻め込んだ。まるでハーフコートゲームのような展開。伊東、中島の両翼が両サイドバックも使いながら高い位置を取り、サイド攻撃を繰り返す。前半17分、南野の左クロスに永井が合わせると、GKが弾いた浮き球に永井が相手GKと競り合い、こぼれ球を押し込んだが、これはGKに対するファウルを取られた。
それでも前半22分、待望の先制点を奪う。右サイドの酒井から縦パスを受けた伊東がゴール前にクロス。うまくDFの間に走り込んだ南野がヘディングで捉え、ゴールネットを揺らした。南野は3戦連発の国際Aマッチ8得点目。UEFAチャンピオンズリーグのリバプール戦で1ゴール1アシストを記録するなど所属クラブでの好調ぶりを代表戦でも発揮した。
前半29分には中島の左CKに遠藤が頭で合わせ、GKが弾いたボールを酒井が右足ボレーで狙う。これをゴール前の吉田が頭で押し込み、追加点を奪った。チームとしてセットプレーから得点を取りたいと話していたキャプテンは17年3月28日のW杯アジア最終予選・タイ戦(○4-0)以来、約2年半ぶりとなる国際Aマッチ11得点目。2-0とリードを広げた。
さらに4分後の前半33分、伊東が南野とのワンツーで右サイドを突破。グラウンダーのクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ長友が右足で流し込んだ。長友の得点は09年10月8日のアジア杯予選・香港戦(○6-0)以来、実に10年ぶり。左サイドバックのA代表4得点目で3-0と突き放すと、前半40分にも伊東のクロスに永井がヘディングで合わせた。伊東はこの日3アシスト目。4-0と大量リードを奪い、前半を折り返した。
後半も日本のペースで試合は進み、後半11分、中島の左CKから遠藤と酒井がニアに飛び込み、頭で合わせた遠藤の国際Aマッチ初ゴールで5点目が生まれた。直後の後半12分に最初の選手交代。酒井に代わってDF安西幸輝が右サイドバックに入った。後半16分には南野に代えてFW鎌田大地を投入。トップ下の位置に入った鎌田だが、同25分から永井に代わってMF原口元気が投入されると、1トップにポジションを移し、原口が左サイド、中島がトップ下に入った。
交代枠を使い切り、さらなる追加点を目指す日本。後半37分、中島の横パスから遠藤が右足でミドルシュートを放つと、GKが前に弾いたこぼれ球を鎌田が頭で押し込んだ。鎌田のA代表初ゴールで6-0。6人で6ゴールを奪う圧勝劇を見せ、2連勝でタジキスタンに乗り込む。
(取材・文 西山紘平)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
・前半だけで圧巻3アシスト!!伊東純也「最低限。点を取りたかった」
・“臨機応変”の先制ヘッド! 森保J得点王の南野「試合の中で感じて意識した」
・“新しい姿”の長友、10年ぶり弾に饒舌「恥ずかしいから言わないで」「何もかも忘れていた」
・2年半ぶりゴールの麻也、大勝にも満足せず「8-0にはできたと思う」
・「僕のゴールになって良かった」遠藤航、代表21戦目で待望初得点
・大迫代役務めた永井が1ゴール!!「FWは結果がすべて。取れて良かった」
・「ドイツでも入らない時期が…」鎌田大地、代表初ゴールに安堵
・「おそらく次の試合はできない」冨安は代表離脱へ…追加招集の可能性も
・リズムもたらしたMF柴崎岳「突破は前提。どう突破していくか」
・「軽く捻挫した」途中交代の酒井宏樹、“顔面ゴール”は幻も遠藤航を祝福
・シュート数32対0! GK権田は自陣に独りきり「逆に神経を使った」
・元Jコーチのモンゴル指揮官、中島のプレー絶賛「拍手しそうになった」
・監督会見
・選手採点
日本代表は10日、カタールW杯アジア2次予選の第2戦でモンゴル代表と対戦し、6-0で大勝した。前半22分にMF南野拓実の3戦連発弾で先制すると、その後も怒涛のゴールラッシュ。ホーム初戦を6得点の完封勝利で飾り、9月10日のミャンマー戦(○2-0)に続く2連勝。チームは明日11日に日本を出発し、15日のタジキスタン戦(ドゥシャンベ)に臨む。
日本はケガで招集を見送られたFW大迫勇也に代わる1トップでFW永井謙佑を起用。中盤の右サイドでMF伊東純也、ボランチではMF遠藤航が先発した。永井と伊東は6月9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦(○2-0)以来のスタメン。遠藤は1月28日のアジア杯準決勝・イラン戦(○3-0)以来の出場となった。そのほかはミャンマー戦から変わらず、GK権田修一に4バックは右からDF酒井宏樹、DF冨安健洋、DF吉田麻也、DF長友佑都。中盤はMF柴崎岳と遠藤のダブルボランチで、2列目は右から伊東、南野、MF中島翔哉と並び、永井が1トップに入った。[スタメン&布陣はコチラ]
FIFAランキング183位のモンゴルに対し、同31位の日本が立ち上がりから一方的に攻め込んだ。まるでハーフコートゲームのような展開。伊東、中島の両翼が両サイドバックも使いながら高い位置を取り、サイド攻撃を繰り返す。前半17分、南野の左クロスに永井が合わせると、GKが弾いた浮き球に永井が相手GKと競り合い、こぼれ球を押し込んだが、これはGKに対するファウルを取られた。
それでも前半22分、待望の先制点を奪う。右サイドの酒井から縦パスを受けた伊東がゴール前にクロス。うまくDFの間に走り込んだ南野がヘディングで捉え、ゴールネットを揺らした。南野は3戦連発の国際Aマッチ8得点目。UEFAチャンピオンズリーグのリバプール戦で1ゴール1アシストを記録するなど所属クラブでの好調ぶりを代表戦でも発揮した。
前半29分には中島の左CKに遠藤が頭で合わせ、GKが弾いたボールを酒井が右足ボレーで狙う。これをゴール前の吉田が頭で押し込み、追加点を奪った。チームとしてセットプレーから得点を取りたいと話していたキャプテンは17年3月28日のW杯アジア最終予選・タイ戦(○4-0)以来、約2年半ぶりとなる国際Aマッチ11得点目。2-0とリードを広げた。
さらに4分後の前半33分、伊東が南野とのワンツーで右サイドを突破。グラウンダーのクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ長友が右足で流し込んだ。長友の得点は09年10月8日のアジア杯予選・香港戦(○6-0)以来、実に10年ぶり。左サイドバックのA代表4得点目で3-0と突き放すと、前半40分にも伊東のクロスに永井がヘディングで合わせた。伊東はこの日3アシスト目。4-0と大量リードを奪い、前半を折り返した。
後半も日本のペースで試合は進み、後半11分、中島の左CKから遠藤と酒井がニアに飛び込み、頭で合わせた遠藤の国際Aマッチ初ゴールで5点目が生まれた。直後の後半12分に最初の選手交代。酒井に代わってDF安西幸輝が右サイドバックに入った。後半16分には南野に代えてFW鎌田大地を投入。トップ下の位置に入った鎌田だが、同25分から永井に代わってMF原口元気が投入されると、1トップにポジションを移し、原口が左サイド、中島がトップ下に入った。
交代枠を使い切り、さらなる追加点を目指す日本。後半37分、中島の横パスから遠藤が右足でミドルシュートを放つと、GKが前に弾いたこぼれ球を鎌田が頭で押し込んだ。鎌田のA代表初ゴールで6-0。6人で6ゴールを奪う圧勝劇を見せ、2連勝でタジキスタンに乗り込む。
(取材・文 西山紘平)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
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・“臨機応変”の先制ヘッド! 森保J得点王の南野「試合の中で感じて意識した」
・“新しい姿”の長友、10年ぶり弾に饒舌「恥ずかしいから言わないで」「何もかも忘れていた」
・2年半ぶりゴールの麻也、大勝にも満足せず「8-0にはできたと思う」
・「僕のゴールになって良かった」遠藤航、代表21戦目で待望初得点
・大迫代役務めた永井が1ゴール!!「FWは結果がすべて。取れて良かった」
・「ドイツでも入らない時期が…」鎌田大地、代表初ゴールに安堵
・「おそらく次の試合はできない」冨安は代表離脱へ…追加招集の可能性も
・リズムもたらしたMF柴崎岳「突破は前提。どう突破していくか」
・「軽く捻挫した」途中交代の酒井宏樹、“顔面ゴール”は幻も遠藤航を祝福
・シュート数32対0! GK権田は自陣に独りきり「逆に神経を使った」
・元Jコーチのモンゴル指揮官、中島のプレー絶賛「拍手しそうになった」
・監督会見
・選手採点